サンタ事情

サンタ事情

朝起きたら子どもたちがサンタさんがきたといってリビングで湧いている声を聞いていたら、長女が嬉しそうにお父さんとお母さんの布団に入ってきた。そして、サンタさんが持ってきてくれたものと、次女の様子を教えてくれた。

なんでも次女が欲しいと言ったものが来なくてそれが長女のプレゼントになっており、次女が自分のところにきたプレゼントと長女のプレゼントをどちらも自分のものにする!と欲張りになっているらしいのだ。

そうこうしているうちに、次女も布団のほうへやってきて、驚いたことに涙を流していた。サンタさんのプレゼントに泣いていることには間違いない。

わたしも次女からの話を聞き、プレゼントを交換するか、一緒に使えばいいんじゃない?と提案したりして、次女を宥めてみる。

そういえば、次女が欲しいと言っていたものは、長女がはじめに頼んでいたわたあめ機だったのだ。でも、途中から長女が「やっぱりサンタさんにプレゼントはお任せする」となり、長女のわたあめ機を楽しみにしていた次女は、わたあめ機が来ないかもしれないなら、自分が頼む!という流れで、わたあめ機を頼んだらしい。

ちなみに、次女にきたすみっこぐらしのカメラのおもちゃは昔次女が欲しいと言っていたものであった。

きっとサンタさんは早めに用意していたから急には変えられなかったのだろう。

しかし、置いていってくれたお手紙には、そのことが何も言及されておらず、次女からのお願いをガン無視した形になっていたので、次女が泣いてしまったものと推測される。

サンタさんって、プレゼントを用意するだけじゃなくて、色々な考慮をしなくてはいけないから、たまにはオーバーフローするんだろうなと。

ちなみに、次女はお母さんの分のプレゼントもお願いしてくれていたのだが、そこにはこんなお手紙がきておりました。

サンタさんも、色々あるよねー。サンタ事情は複雑になることもあるんだなと思った次第。

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