『情報分析力』を読んだ。

『情報分析力』を読んだ。

わたしの今年の目標に、「分析力を磨く」というのがある。エクセルでデータを可視化するのが、わたしは好きなのだけど、それを何か人の役にたつ形に昇華させたいと考えているからだ。

データを弄んで「それらしい」ものを作ることは簡単にできるけど、「本当に役にたつ情報」にするのは、それなりのスキルや経験や努力が必要だ。

年始に本屋をぶらぶらしていた時にこの本なら分析力をあげるヒントがありそうだなぁと思い手に取った本だ。

この本はロシアの軍事や安全保障に関する研究をされている方が書いている本。

ウクライナ侵攻など、一般人には理解し難いロシアの行動を研究し続けているという点でも、注目が集まる本ではあると思うのだけど、わたしは本をパラパラとめくった時に、情報分析力とは何かを一般的な人に向けて書いた本だと知って、興味を持った。

読み終えてみて感じたことは、やはり、分析するには、あらゆる観点での情報を集める必要があり、単なるエクセルデータのこねくり回しは、あまり意味をなさないんだろうなぁということ。

もっと情報を立体的・多面的・客観的に眺めるところから、分析というのははじまる気がする。

そんなことを感じた本でした。

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