不確実な時代の成長。
晴れていたかと思えば、急にどんより黒い雲が出てきて大雨になる…そんなことがたまに起こる昨今。
「成長」とは本当に必要なものなのか思考を巡らせる。経済成長をし切ったように思われる日本で、なにを成長させろというのか。
十分に豊かになった日本で、成長は必要なのか。
突き詰めて考えると、経済成長と精神的成長は別のものであるということと、成長とは変化することであるということに行き着いた。
日経株価平均が、ナスダックが、上がる続けることが、「成長」だと思っていないか。
それも成長の一つではあるけれど、本当に必要な成長は、それではないと、わたしは思う。
じゃあどの成長なんだと聞かれると、正直なところ、一言では言い表せない。
ただ、今と同じ生活を維持しているだけだと成長していないと考えるのは間違いで、世界は何もしなければ退化の方向に向かっていくから、今ある生活を維持するために、人間的な成長が、人間には必要なのだ、と漠然と考える。
変化する時代に、自分もそれに合わせて変わらなければ、いずれ、自分が時代遅れになっていく。
だから、時代の変化に合わせて自分が変わること、それが、成長なのかもとも、思ったりする。
不確実な時代、つまりは、昨日の環境は、もう今日の環境とは変わっている。その変化に合わせて、自分を変えていくことが必要な時代。
まずは、それを認識することから、始まるのではないだろうか。
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Author:なっち。 投稿一覧
育児と仕事の両立を追求してきた、中1・小4姉妹の母です。やっと子どもたちが自立し始めて、お仕事にも気合いが入る日々。気ままブロガーですが、毎日更新中。エッセイが好きで、日々の大切な一コマをつれづれと綴っています。
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