長所を伸ばす子育て。
多くの親がそうだと思うのだけど、わたしは子どもの長所を伸ばす子育てがしたい。いや、自分の子どもだけでなく、日本中の子どもが、長所を伸ばせる教育を受けてほしいと願っている。
そして、長所を伸ばした先に、その子の生き甲斐となる「仕事」があれば、きっと、その子も幸せになれるのではと思っている。
「好きを仕事に」とはまた違う感覚だ。一人一人が専門分野を持ち、自分の仕事に誇りを持って仕事ができる世界が、わたしにとって理想なのだ。
画一的な教育は、画一的な価値観の押し付けになる側面があり、結果的には、人それぞれが持つ個性が殺されている状況が生まれているのではないか、というのがわたしの課題意識だ。
自分の個性を殺して、お金のために働くという行為が「仕事」と表現されていると、何か、わたしは違和感を覚えるのだ。
その仕事に対する価値観は、歴史が作り上げたひと時の価値観でしかなく、ある側面は正しくても、最善とは言い難いのではないか。
もっと、一人一人が、自分の仕事に誇りを持てる世の中になれば、もっと温かい世界が作り出せるのではないかと思う。
つまり、業務的な対応が減って、心のこもった対応が増えるんじゃないかなと。
結局、仕事は、人と人の助け合い。
そこに感謝があって、やっと仕事が成立する。
そういう循環を作り出すために、子どもの長所を延ばす教育がとても大切な気がするのだ。
どうも論理の飛躍がある感は否めないが、あえて論理を整理すると、子どもの長所を伸ばしてそれがその子の仕事になれば、その子も幸せだし、周りにも幸せが普及して、いい世の中になるのではと。
最近、そんなことを、考えている。
Author:なっち。 投稿一覧
育児と仕事の両立を追求してきた、中1・小4姉妹の母です。やっと子どもたちが自立し始めて、お仕事にも気合いが入る日々。気ままブロガーですが、毎日更新中。エッセイが好きで、日々の大切な一コマをつれづれと綴っています。