『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』を読んで

『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』を読んで

長らく読んでいた『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』という本を、最近、やっと読み終えました。

「成功」するには、何が必要なのか。

この本では、ギバー、マッチャー、テイカーという分類があり、この3者に対して、具体的な調査を行って、その結果を色々紹介してくれています。

そして、この3者のうち、誰が一番よい結果を出すのかと言えば、ギバー、つまり与える人だ、というのが本書の主張です。

本の中ではそれぞれのタイプが仕事においてどんな成果を出し評判を得ているかや、実際にギバーは単なる理想ではなく、ギバーであることが現実世界でどのように物事が好転するかについてについて書かれています。

ギバーであることで、短期的には損するように思えても、長期的にはよい方向に向かうと。

面白かったのは、ギバーは人に与えれば与えるほど消耗する場合と、そうではない場合があって、その違いについても書かれていたところです。

それにしても、「ギバー」と「マッチャー」と「テイカー」という言葉は、わかるようでわからない言葉な気もします。

翻訳していく中で、訳語が日本語に存在しない場合、原文通りのカタカナ語にするとキャッチーで端的な感じになるから、こう訳しているのかなぁと思いながら読んだのですが、もし、敢えて、日本語にするなら…

・ギバーは、献身的な人

・マッチャーは、損得勘定する人

・テイカーは、自己中心的な人

なのかなと思いました(完全個人解釈です)。

さて。献身的になれば「成功」するのでしょうか…?その答えは、この本を読むとわかるかも、しれません。

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