IT業界柄

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業界柄、きっと「分からない」ことが多い業界なんだろう。きっと。IT業界っていうのは。だから、分からないことがあって、当たり前。けれど、きっと、わたしがいけないのは「分からない」「分からない」と言っているだけで、結局分からないなりにも自分がどうしたいのか、どうするのか、そういうことが出来ていないのかもしれない。

みんな、分からないことなんていっぱいあるんだ。だけど、それなりに勉強したり、経験したりして、知識を増やしていきながら、出来ることを増やしていっている。わたしの悪い癖は、「分からない」という漠然とした状況に陥ると、全てが不安に思えて、関係のないところまで自信をなくしてしまうことなのかもしれない。

みんな同じなんだ。「分からない」その、大小のレベルの差はあれ、みんな「分からない」を抱えて仕事をしている。わたしだけが、「分からない」からと言って、「仕事が出来ません!」と結論付けてしまうのは、この業界みなに失礼なことなのかもしれない。

なのかもしれない。なのかもしれない。・・・そんな風に曖昧な表現になってしまうのは、なぜだろうか。それもこれも、結局、今自分がどの辺にいて、どれくらいのことが出来て、どんなステータスにいるのか、ということが、「分からない」からなのだろう。

この「分からない」業界で、その人の業績とか実績を「分かる」ように「評価する」ということも、きっと難しいことなのだろうと思う。結局のところ、評価をする対象が全ては分からず、見えるところで評価せざるをえなくなるのかもしれない。

かもしれない。かもしれない。うるさいけど、そうなんだ。わたしにとって、今の仕事は。

確かでないことが多すぎる。

それに文句を言ってもしょうがないのだけれど。ただ、今思っていることを確かめてみたかったので、ブログに書いてみました。さて、今からわたしは何が出来るのか。この会社で。頭から煙がでるくらい、考えることが必要な段階に来ているのかもしれない(上司の言葉より)。