野心が復活する夜
- 2014.04.04
- 日々の徒然
人間って場所が変わったからって、そんなに変わるものなんだろうか。
10時過ぎに娘が寝て、熱いお茶を入れて、部屋から見える夜景を眺めながら、iPhoneで曲をシャッフルして音楽をイヤホンで聴く夜。旦那さまは飲み会がなくなったので早く帰ってくると思いきや、緊急対応のためにまた遅くなるとのこと。早く帰ってきてくれたらくれたで嬉しいけど、遅いときは仕事があれば仕事に集中できるし、仕事がないときは貴重なひとり時間になる。今週は引っ越しもあって、翻訳会社からの仕事も受けていないので、今は貴重なひとり時間だ。
そう、人間って場所が変わったからってそんなに変わるものなのかって話。結局、変わらないところもあれば、変わるところもあるんだろうな。というのも、こうやって、新しい家で静かに音楽を聴きながらひとり時間を過ごしていると、子どもが生まれる前の野心的な自分が少し蘇ってくるのを感じるから。二人目が生まれたあとは、もう一度外の世界に戻って仕事をしようという気持ちが沸々と湧いてくるから。
とはいっても、子どもが生まれる前の働き方はもうできないし、したくもない。
夕方から寝かしつけまでは、子どもとの時間を大切にできることは、次の仕事を探すにあたっても最低条件だろう。あとは、やはり、今やっている翻訳の仕事が副業として続けられること、それもできれば条件に入れたい。そうすると、週3くらいで勤務時間も短めの仕事とか、いいなぁとか考えたりもするけれど、仕事内容もできれば「IT、英語」を活かして、かつ、次につながるスキルが身に付く仕事がいいなぁ…などと、次々と条件が出てくるのであるが、人間の欲望は限りがなく、そもそも、そんな仕事、どこにあるんだい、とは思う。
いいのだ。希望を並べるだけれあれば、自由だ。
問題は、その希望を、どれだけ実現していける現実があるのか、自分でよく見極めて、人生における大切なものの優先順位をつけて、次に進むべき道を決めることだ。
しかし、娘が最近保育園行きたがらなくなってしまったことは、熟考の必要がある。保育園自体は、多少放任気味なところはあったかもしれないが、先生はみんな優しくて、子ども好きで、子どものこともよく見てくれていた。ただ、娘の場合、通常保育で保育園に通っている子たちの中に、不定期に入っていくことが娘には慣れることが難しかったのはあるだろう。あとは、わたしが妊娠が分かってから、保育園に預けるかどうか迷うことが多くなってしまったこともよくなかった。
もし、次に子どもを預けて働くことになる場合は、保育園選びもさることながら、子どもが保育園に慣れやすいリズムを作ってあげて、あとは自分も迷うことなく仕事に集中する環境を整えることが必要なんではないか、と今考えている。
二人目が生まれたら、また考え方が変わるかな?
色々、難しいですね。
わたしも、自分で、自分の意見とか考え方が、日々変わるので、自分で自分を理解できない状態ではあります。
このブログを読んでくださっている方も、「この人、結局なにがしたいの?なに考えてるの?」と思われている方もいるのではないかと思われます。
申し訳ありません。
今日は、夜にひとり時間に音楽を聴きながらお茶を飲んでいたら、野心が復活してきたよ、そういう話でした。
お腹の中で胎動が日々大きくなる赤ちゃんの存在を感じながら、そうやって、未来を切り開こうと、思考を深めております。
さ、旦那さまも緊急対応が一段落して家に向かっている模様ですので、わたしもあと少し段ボールを片付けて、旦那さまの帰りを待ちたいと思います。
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