夢を追いかけて〜英語とコンピュータと子育てと〜

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今日は旦那さまが友達と遊ぶということで、お昼は大手町でお気に入りカレーうどんを一緒に食べて、そのあとは大手町のOAZOの本屋さんで気になる本を探しにいきました。真っ先に向かったのは、産業翻訳関連の本があるコーナー。そうなんです、ここのところ考えていた次の新しい道としてわたしが選んだのは産業翻訳の道なんです。

思えば、どちらかといえば文系の科目よりも数学とか物理が好きだったわたしが高校で文系を選んだのは、英語がさらに好きで、英語をお仕事にしたかったからでした。

なんで英語が好きだったかっていうと、それには色々な経緯があるんですが、父親の転勤でオランダにいたとき生の英語に触れる機会があったことや、英語の音楽が好きだったこととからはじまって、高校では好きな英語に磨きをかけようとスピーチコンテストに出たり、英語の映画を見るだけのエイゴ部(むしろエイガ部)をやったり、となんだかんだいって英語に触れることを楽しんできたからだと思います。

しかし、わたしの英語好きは、高校時代は「好き」レベルで終わっていて、それを本当に職業に結びつけるための特別な努力は何もしていませんでした。そして、みんなと同じように大学に行って、なんだかんだで語学系ではない学部で大学生活4年間を送り、とにかく就職しなきゃといって就職活動をして会社に入って6年目を迎えました。

とにかく社会に出てみたくて、なんとか入った会社で出会ったお仕事は、想像以上の面白さ。今まで自分が知らなかった世界が広がることが楽しく、特にコンピュータの奥深さに触れることができたときっていうのは、世の中には見えないところでこんな素晴らしい仕組みが動いているんだということに感動して、またお仕事に夢中になったものでした。

しかし、妊娠というこれからの人生について考えるきっかけができて、今までの自分の人生を総合して次は自分はどんな道を歩むべきか、ということを考えたときにわたしが重要視したのは以下の3つの視点です。

  1. 英語が好き。
  2. コンピュータは面白い。
  3. 子育て。

上の3つを両立できるのではないかと考えられるお仕事…それが「産業翻訳」でした。

そんなわけで、今日は本屋さんで、写真に映っている「産業翻訳パーフェクトガイド」「新TOEICテストBEYOND990超上級+プロの極意」「聞いて覚える英単語 キクタン TOEIC Test Score 990」を買いました。

27歳夏。また夢を追いかけるチャンスがあるとは思っていませんでしたが、今日は昔の夢を追いかけ直すことをブログに宣言してみました。

とはいえ、会社という場も面白かったのも事実です。会社の考え方と合わないところやわたしの力不足の部分がありモヤモヤすることも多かったですが、それでも、新しいビジネスが目の前で作り出されているその場でお仕事ができる、それはとても刺激的でしたし楽しかったです。そういう刺激的な世界に数年後は戻りたくなるかもしれない…という気持ちも正直なところあります。ただ、そんな優柔不断な中途半端な気持ちを抱えていては前に進まないので、一旦、会社という場を離れることにします。

一度会社という場を離れてしまうと、もう戻れないかもしれません。でも、離れている間に会社では身につけられない力を蓄えて努力を続けていれば、きっと明るい未来が開けてくるだろうという楽観的な展望もあります。

ここまで読むと、それで結局、最終的には産業翻訳家になりたいの?会社で働きたいの?って思われるかもしれません。正直、それは自分でも分からないんです。だって、産業翻訳はまだやったことがないし、どっちがいいかなんて分からないじゃない?とにかく、今は会社は忘れて産業翻訳を一生懸命やってみる。そして、子育てが一段落した時点でもう一度考え直してみようかな、なんて。

人生甘く見るな!!

というお叱りの声をいただきそうな気はしなくもありません。そこは自分でも不安です。自分の考えは甘いんじゃないか…と。ただもう決めたんです。もう一度昔の夢を追いかけ直すって。応援してくれる旦那さまと生まれてくる赤ちゃんのため、甘い自分には鞭を打って、ストイックに、産業翻訳というお仕事をやってみようと思います。

以上、本日考えましたことを、忘れないように、きちんとブログに残してみました。