夜風

気持ちのよい夜風に吹かれたら、何か人生の答えが見えきやしないか、そう思う自分が今ここにいる。さすがに31年生きてくると、自分の運気がこれからどこに向かおうとしているのか、おぼろげながらも見えてくる気がする。そもそも、会社を辞めて、個人事業主として活動しはじめた段階で、安定した職とは程遠い何かを背負っている。旦那さまが頑張ってくれているから、それを土台に好き勝手自分の好きなことに挑戦させてもらっているが、さすがに挑戦に結果が伴ってこないと、自分自身も不満が募るだろうし、結果的には家庭内の不和につながるに違いない。そんなことが分かっている挑戦なら、いますぐ辞めたほうがよい。与えられたものに満足し、無駄のない生活を楚々と続ける。それだけで、十分なのだから。自分の新たな挑戦が家庭内に笑顔をもたらすものなのか、それをよく考えろ。よく見極めろ、自分。そして色々考えていたら眠れなくなったから、翻訳の仕事を、しよう。