地球のここで。
- 2007.05.27
- 日々の徒然
今わたしは、日本のどこかのとあるマンションの会社の寮にいる。天気は良好、そよそよ吹く風も気持ちよく、久しぶりにベランダに洗濯物を干してみたところだ。それにしても、洗濯物を外に干すと、よく乾くのね。前、一回干してみたとき驚いた。
それまでは、一人暮らしを始めたばかりで窓を開けるのも怖い感じがして、洗濯物はいつも部屋の中で干していた。でも、あるとき、洗濯物を部屋の中に干すことに限界を感じたわたしは、洗濯物干しを近くのドン・キホーテで買って、マンションのベランダに干すこととなった。
そしたら、なんとまぁ、洗濯物が早く乾くこと!その上、部屋の中で干したときには感じられない太陽の香りがする。なんという、気持ちのよい洗濯物だろう、こんな洗濯物が世の中にあったとは。知っていたけど、久しぶりに実感として太陽の下で干された洗濯物が、気持ちのよいものだと感じた。
そして、本日も、その気持ちよさを求めて、天気もよいことだし、外に洗濯物を干すことにした。それにしても、人間というのは、ちょっとしたことで気分が変わるものだと思う。洗濯物を外に干すか、部屋の中に干すか、それは、自分でもびっくりするくらい、自分の周りの生活に変化をもたらしてくれる。
もちろん、その変化が、直接大きな変化につながるわけではないことは、経験から感じる。別に洗濯物を外に干すようになったからといって、仕事での人間関係のストレスがいきなりなくなることはないだろうし、自分の希望や望みがいきなり叶ったりするわけでもないだろう。
それでも、やはり、そういう小さな気持ちの変化を大事にしなければいけないのだろう・・・と漠然とわたしは悟る。結局のところ、世の中の全てのことは、ものすごく小さい単位のもので出来上がっていて、結局のところ、どんな大きいものも小さい単位の集まりでしかないのだもんなぁ・・・
とはいえ、人間って言うのは、その仕組みがなかなかやっぱり分からなくて、小さなことを積み上げていくことさえも、ままならない存在であると思う。小さなことを積み上げようとしては間違えて崩し、むしろ、何を積み上げなければいけないかも見失い、途方に暮れる。
だけど、結局のところ、生きている限り、小さなものを積み上げ続けないければいけないのだと知って、またコツコツ積み上げ始める。
一体、いつまで積み上げれば、目的にたどり着けるのだろうかと思うのだが
そんなことは誰にも分からない。
ただ、失敗しながらも積み上げていく中で、色々なことを学んでいくしかないんだろうなぁ・・・
などということを当てもなく、とある会社の寮であるマンションの一角である部屋のパソコンの前で、わたしは考えました。
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