出口戦略はじめました。

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気付けば、子どもたちとの夏休みが終わり、通常生活に戻っていた。今年の夏休みは、結局、あまり仕事をしなかった。子どもとやりたいことが色々あり、全部できなかったくらいだ。子どもが大きくなるにつれ、子どもとの時間を素直に楽しめるようになってきたのを感じる夏休みであった。

それにしても、子どもたちを幼稚園に送り、家で粛々と仕事をし、空いた時間に部屋を片付ける日常が戻ってきて、やっと部屋が片づいて、なんだか気持ちがやっと落ち着いた気がする。子どもとの日常は楽しいが、やはり、部屋を静かにひとりで片付ける時間って、必要なんだなぁと実感している。

そんな夏の終わりに、やっとこさ、通信教育「英日ビジネスコース」の翻訳課題1を提出した。テキストは、実は全部終わらなかった。専門用語をノートに書き写してみたり、テキストの原文を読み上げて文字起こしてみたりすることに時間を使ってしまったのが敗因だと思われる。そんなわけで、課題2では、テキストを読まずに、まずは課題の原文の文字起こしをはじめた(英文を読み上げるのは楽しいので)。そして、課題の全貌を確認した上で、テキストを読み始めている。

つまり、ゴールを確認した上で、そこに向かって走る、「出口戦略」でテキスト2と課題2に臨もうというわけだ。

と、なんとなく「出口戦略」という言葉を使ってみたが、この言葉の正しい意味や使い方は確認しないで使ったので、ざっとウェブを検索してみると、この言葉は軍事、経営、経済などで主に使用される用語なんですねぇ。「被害を最小限に抑えながら収束に向かう」というようなニュアンスであると理解しました。

そういう意味だと、使い方が違うかもしませんが、「出口を見極めて戦略を練る」と意味を広義に捉えれば、そこまで間違いでもないのではないかと。個人の表現の自由的に。

さて。前回のブログ投稿の話、「文化にどっぷりと」浸かることが言語習得には有効そうじゃないかということで、最近はAmazon Videoでお気に入りの「SUITS」という海外ドラマを寝る前にスマホで見たり、人から教えてもらった良書でもあり翻訳書でもある『日の名残り』という本を読んでみたり(日本語版ですが)と、すき間時間に文化にどっぷり浸かって楽しんでいるんですが、いかんせん、時間がない。

子育てと仕事と家事と週末の娯楽と通信教育の合間に、短時間集中型で文化にどっぷり浸かる生活です。

そうそう。最近、英語学習の中で自分的に強化したいなと思っているのは、「ざっくり要約力」です。つまり、「何を言いたいのか」の主旨をざっくり読む力を養いたいなぁと。なぜなら、翻訳の仕事をやっていると、1文1文に向き合うことが多くてそこに時間をかけることが多いのですが、通訳ではきっと、流れてきた英語の「主旨」を瞬時に捉える能力が必要なんだろうなと思うからです。

そして、そのざっくり要約力は、翻訳にも活きるとも思うのです。自分の翻訳は、「木を見て森を見ず」になりがちなんではないかと思うことがあり、つまりは「森」を見ることが「ざっくり要約力」ではないかと。そして、それは、周り回って訳文にも影響があるのではないかと(いや直接的に影響があるか?)。

そんなことを考えています。そして、最近は、北朝鮮の動向が怖くて仕方ないです。どうやって、この情勢は終結するのだろうか。北朝鮮は、ICBMや核爆弾などの技術力を世界に見せつけて何がしたいのか(人を殺したいわけではないと信じたい)。このまま戦争に向かうことは、あり得るのだろうか。ミサイルが発射されて、失敗して日本に落ちたらどなるのか。米国との戦争がもしはじまったのなら、日本は傍観者としてはいられないはずではないか。

ああ怖い。

はい、つれづれ駄文でした。

これほど、出口が見えないブログもないだろう。自分の文章にも出口戦略を考えたほうがいいのではないかとも思うのだが、本当は人間の生活に出口戦略なんているのだろうかとも思う。

いや、むしろ、出口がどこにあるのかを誰かに教えて欲しいくらいではあるのだが。最近、自分はどこに向かっているのか分からなくて悩むことが多々なので。

最後は夏休みに旅行先で撮った植物の写真で締めたいと思います。でわ。