人間観察2

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先日、例のごとく人間観察をしていました。電車の中で。その日は早く会社に行く用事があって、いつもより1時間以上早い出発をしました。すると、電車は空いていて、なんと座れたんです。やった~っと思い、座ってあたりを見渡すと・・・『バチッ』と、おじさんと目が合いました。『おおっ~~っと。目が合っちゃったよ~~。』と言ってわたしは目をまずはそらしました。そして他のところに目を移すわたし。そして、また何気なくさっきのおじさんを見ると・・・『バチッ』・・・また目が合いました。さすがに2回目にこんなにバッチリ目が合うとなると、これは確かにおじさんも人間観察をしているとは思わずにはいられないわけです。

人間観察をしているおじさんを見つけました。

それから、2回バッチリ目が合ってしまったおじさんの視線のため、わたしは人間観察の視線を他にずらし、何事もなかったかのように、電車の路線図などを見たりしました。あんなに遠いところにある路線図、見ても分からないだろうに、自分。そして、目をうろつかせた後、またおじさんのほうへ目線を向けると・・・『バチッ』・・・また目が合いました。・・・こりゃ、もうダメだ。負けました。わたしは、ついに寝た振りをすることとなりました。

それから、やっとわたしの駅に着き、目を空けておじさんをまた見てみると、・・・ていうか、ガン見!! ガン人間観察!!・・・そうなんです、おじさん、ものすごい目で人間観察をしていました。今回はわたしが対象ではなかったんですけどね。ほっ。なんていうか、あんまりガン人間観察は、よろしくないですね。周りの人が、目が開けられなくなります。ええ。

そんな人間観察の話でした。