スタジオアリス
- 2014.11.04
- 日々の徒然
スタジオアリス、それは記念撮影の定番の写真館と言ってもいいだろう。それにしても、携帯のカメラが高性能化して毎日子どもの写真を撮り放題になり、自宅で印刷までできちゃう時代なのに、なのか、だからこそなのか、「子どもが可愛い服を着ていい顔して撮った写真」というのがこれほど価値があるものだとは知らなかった。
日曜日にそのスタジオアリスに行って0歳の娘のお宮参りと2歳の娘の七五三の記念撮影をしたのだが、予定を詰め込みすぎて選ぶ時間が無くなったので、昨日親戚のおうちに遊びに行ったあとでもう一度スタジオアリスに出向いて写真を選ぶことになった。
分かってはいたことだが、娘2人の着物の写真もドレスの写真も家族&親戚写真も全部どれも捨てがたく、「衣装や着付けは無料」という甘い言葉に誘われて撮った写真をほぼ全てのシチュエーションでなんらかの形で購入した。
なんらかの形というのは、キーホルダーにしたりだとか、L版の小さいサイズの写真にしたりだとか、キャビネサイズとやらにしたりだとか、出産祝いに病院からプレゼントされたちょっと大きめの額縁付きの写真だとか、旦那さまのご両親にプレゼントする無料台紙の見開き版とか、携帯の待ち受け画面だとか。
小さいL版でさえ、1枚1500円だ。安いような、高いようなだが、自分のカメラで写真を撮って自宅で印刷する費用から考えればものすごく高い。それが少し大きくなれば1000円単位で価格が上がっていく。
はじめてスタジオアリスを利用した時は、その高さにビックリしたが、はじめは着物の写真だけでいいかなぁと思っていたのにドレスに包まれている娘や、着ぐるみを着てる娘が可愛すぎて、それをそのままデータ破棄することなどできず、とりあえず一番小さいL版をいっぱい購入してしまった。
なんなんだろう。この「特別」な感じ。特別になると、こんなに価格が跳ね上がるものか。いやしかし、スタジオアリスのスタッフというのは、本当にプロだなと思う。あんな短時間で子どもの機嫌を直し、最高の1枚を引き出す、あの技は、かなりのものだ。
そして、最後に残る課題は、買った写真をどう残すかだ。旦那さまのご両親が映っている写真はプレゼントするとして、他の娘たちの写真をタンスの肥やしにしていては、なんのために買ったのか分からないけど、かといって、買った写真を全部部屋に飾るのもなんか違う。
結局、部屋に飾るもの数枚、アルバムにするもの数枚…みたいな感じになるのだろうが、その飾り方やアルバムの仕方などはセンスが問われるため非常に難しい。
なんだかディズニーマジックでお土産物を買いすぎた人みたいだが、いやそれとはちょっと違うんです。子どもの可愛い写真って本当に貴重なんです。どんな形であれ、それを残して、子どもたちが大きくなった時に、昔どんなに可愛かったか、それをどんな気持ちで残しておきたかったか、そういうことを伝えるのが、スタジオアリス…なんですね。きっと。
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