いろいろある
- 2015.03.04
- 日々の徒然
寝かしつけで寝ずに済んで仕事する夜。ブログ休憩。EMINEM聴きながら。なぜEMINEMなのかって。悲しいとき,EMINEMは,心に気持ちいいからだ。
今日は何も予定がなかった。長女が「でんしゃにのりたい!」っていうから,次女は突発性発疹の発疹が出ていたけれど熱は下がっていたので,隣駅まで遊びに行くことにした。隣駅の駅前の建物に子供が青空を背景に楽しそうに遊んでいる看板があったから,なんか子どもが楽しめる遊具があると見込んでの電車でのお出かけだった。
長女にも「すべりだいあるよ!」って言っていた。滑り台があるかどうかは知らなかったけど,なんかそれらしいものがありそうな看板だったんだ。その建物の中には授乳室があるのはチェック済だったので,次女の授乳時間が近かったけれど,なんとか長女を連れて電車に乗ってその駅前の建物まで行って授乳して,その看板に書いてある階まで行ったのさ。そしたら,ただのゲームセンタだった。
なにあの看板!あんな楽しそうに子どもが遊んでる風の写真載せといて,ゲームセンタかい!!どこ見渡してもゲームしかないじゃないかい!!
そう思ったよね。長女には「おかしいな~滑り台ないな~ざんねーん!!」とか言って滑り台がないことを詫びて,どうしようかと思いながらゲームセンタをウロウロしたよ。長女が好きなキネティックサンドみたいな室内砂遊びのクレーンゲームが取れそうだったからやってみたら,400円使ったけど取れなかった。
400円を無駄にしたことに激しい後悔の念を覚えながら,長女が行く先を追いかけると「パイレーツ・・・」と書いてある船型のゲームに長女は乗り込んだ。はじめはお金を入れずに楽しんでみたが,落ち込む気分をあげるため,200円で1回やってみた。船は激しく揺れ,音響も臨場感たっぷり,恐ろしい映像もめまぐるしく,長女もわたしもその世界に入り込んでいた。
100円のContinueはなしで。そしたら,長女は「かいぞくまたやりたい!」と言い出した。一度はそこを離れたものの,結局,200円払ってもう一回やって,かつ,100円でContinueまでした。パイレーツゲームに結局500円払ったことになるが,クレーンゲームで無駄になった400円よりはましだった。
パイレーツの世界に浸かったあと,現実に戻って,これ以上ゲームセンタにいてはいかんと思い,まだパイレーツゲームをやりたいと言う長女を抱っこして(抱っこひもには次女もいる)帰路についた。
電車に乗って,自分たちの駅について,いつものパン屋さんでパンを買って,お散歩しながら家に帰って,やっと気持ちも現実に戻っていたような気もする。長女は,昨日の雨でできた水たまりで遊んだりしながら帰った。
家についたら,パンを美味しく食べたけど変な倦怠感に襲われて次女の昼寝に合わせて昼寝をすることにした。長女は携帯でYouTubeを見ていた。
気づいたら夕方,変な倦怠感なのか疲労感なのかよく分からない感覚に襲われていて,夕飯を作る気が起きず,外で食べることにした。少し歩いていくと回転寿司屋があるのでそこにしようと思ったが,長女がトンカツ屋がいいというのでそこにした。
次女の離乳食も持って行っていたが,あまり次女は食べず,たまに泣き声になったりするのをあやしながら,比較的いい子に待っていた長女と話しながらトンカツ定食を食べていたら,エビフライがうまく食べれなかった長女が泣き声をあげたので,「エビフライ,切ってもいい?」と聞いたら長女がうんとうなづいたか,いいって言ったと思ったので切ってあげたら,今度は長女が大声で泣きわめいた。
お店でこれはやばいなと思い,シート席で座っている次女を確認して,長女を自分の膝の上に連れてきて,「お店では大きな声を出しちゃダメよ,エビフライまだあるよ,大丈夫だよ」と言い聞かせて泣きわめく長女をなだめて,自分のものもお腹にかきこんで,支払を済ませてお店の人に謝ってお店を出た。
浮かない気持ちもご飯を食べたら少しは上がって,あとは早くお風呂に入ってしまおうと思ってお風呂に入って,そのあと洗濯物を畳んでいたときだ。
疲れがとれない体に長女が乗っかってきた。やめてって言ってるのに乗っかってくるのはいつものことだ。そのときは,長女の重みでわたしも後ろに倒れて,うしろにあった滑り台にもたれかかる状態になった。なんかしらないけど,その辺で我慢の限界がきて,「やめてって言ったらやめてよ!!」と言って,乗っかってくる長女を振り払って,足かなんかをバシッ!と叩いて長女から逃げたら,長女が「いたいー!」といってまた泣きわめいた。
自分が言った言葉が,自分の母親が言っていたことと同じだなと頭をよぎったりした。ヒステリックな言い方もすごく似てた。自分が子どものときも,こんなだったんだろう,って思った。
そして,洗濯物は置いておいて,もう寝ることにした。次女には添い乳で。長女にはたたいたことを謝りながら,なぜわたしが怒ったのかも説明した。お母さんは長女のことが大好きだけど,やめてほしいことをやめてくれなかったら嫌いになることもあるけど,やっぱり大好きだとかも話した。そして,今日あったことも色々話した。長女はこんな風にわたしに話してくれた(順不同)。
「いいよ いろいろある わたしもいろいろある いたかった たたくのはだめよ かいぞくやったの まだやったの(やりたかったの)おすなとれかった?とってあげる! すべりだいなかった? あした どうぶつえんいく」
「いろいろある」っていう言い方,いつかわたしがしてたんだと思う。どういう意味で長女がこの言葉を使ったのか分からないけれど,たしか,わたしがおかあさんのこと大好きか聞いたときに言っていたような気もする。
こうやって,親子間にいろいろな感情ができていくことが,なんだかそこはかとなく悲しく虚しくて,もちろん,お互い大好きなままでいれたらいいんだけど,いや,大好きなままいけるように頑張りたいんだけど,やっぱり疲れているときってそうもいかなくて,でもそれはただの言い訳で,悲しくなるとき,あるんだよね。
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