夢の穴をもう一度埋めよう。

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しあわせを手に入れたと思ったら、ひとつの夢が消えた。共に寄り添える人に会えることをわたしは長年夢見ていて、その夢は何度も挫折し、時に放棄し、それでも捨てきれずに生きてきた。捨てきれない夢は、気がつけば、生きる支えになっていたんだと最近気がついた。共に寄り添いたいと思える相手に出会って、夢がかなった。そして、夢は消えていた。今がしあわせ。今がしあわせ、ただそれだけになって、先を見ることができなくなっていた。仕事もそうだった。今が楽しい。今が楽しい、ただそれだけになっていた。

それは、今がしあわせでたのしいのだから、最高なのだろうけれど

わたしの未来に、もとあった夢の穴がぽっかりと空いていた。

この先に何があるのか、それがない状態っていうのは、どうも「不安」というものになるらしい。

最近、わたしは先に何があるのか分からない不安に悩まされていたらしい。

それならば、もう一度夢を描きなおすことだ。

そう。もう一度、自分がこれからどうしたいのか、それを、ゆっくりと考えてみたいと

思いながら、今日床に就きます。