最近、影響を受けた本。

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正直なところ、あたしは自分自身を過大評価していたんだと思う。言い換えてみれば、「驕っていた」んだろう。つまり、もっと自分は大きなことができると思っていたけれど、社会に出てみて、大きなことなんでできやしない、それでも我慢して小さなことをひとつずつ積み上げていくしかないのだと自分に言い聞かせてやってきたことも、評価されやしない。でも、結局のところ、それをそうだと受け入れるしかないと思うのに、不満が負のスパイラルを引き起こして、あたしは腐敗していった。

でも、このままじゃ駄目だという思いは常々あって、転職を考えたりだとか今の仕事のやり方を変えてみたりだとか、家で不満をぶちまけて旦那さまに怒られたりだとか、とにかく気にしないことだと思って忘れてみたりしようとしたりだとか、笑顔が大切だと思って、なるべく怖い顔をしないように歩いたりだとか、なんとか人間としての自分を保てるようにだけはしていた。

ただ、ちょっとした自分なりの努力にも限界があって、何かを変えたいというときには、やっぱり、何かに影響を受けることが重要だと感じるきっかけになった本。それを、今日はこのブログに書き記しておきたいなと。

まず一冊めがこちら。最近、転職しようかと真剣に悩んでいたときに買った本のうちのひとつ。はじめに買った本は、転職をしてキャリアアップというか自分を磨いていこう!みたいな本だったのだけど、こちらは転職するのも慎重にね…という内容。なぜこの本に影響を受けたって、題名も自分の心に響いてきたこともさることながら、わたし自身が転職することに迷っていたから。入社してから今まで転職しようなんて考えたことは正直なところなく、今の会社で自分を使える人間にするために日々勉強して精進してきたところで、会社に分かってもらえないからって会社を辞めようとする自分の行為を本当にそれでいいのかと悩んでいたからだ。そして、この本を読んで、転職することをやめた。転職、足を踏み出してみれば、お仕事は今の会社でなくてもあるものだ。もちろん、採用されるかされないかは別にしてだけど、今まで培ってきた力を発揮できそうな会社は案外いっぱいあった。けれども、心にひっかかっていたのは、今までお世話になってきた人への恩とかて、あたしがこの会社でいつかやりたいと思っていたこと。今、転職活動を本格化してしまったら、あと数ヶ月でこの会社を離れなければならなくなるかもしれない、そんな数ヶ月で、あたしは今までお世話になって人への恩や、この会社でやりたいと思っていたことを全部片付けてこれるのか。答えはNoでした。そして、この会社でもう少しがんばってみようと思ってから、あたしはもっと会社のことを考えてお仕事するようになったし、会社に不満の原因を求めていた自分の不満も少し和らぎました。そんな風に、考え方を変えてくれたこの本に感謝。

そして、お次は、こちらの一冊。これは、昨日本屋で見つけた本なんだけど、先ほど読み終えたところ。なぜこの本を買ったって、この項目があったから。

「上司に意見をいうときの5つのポイント」

これです。というのも、最近あたしは上司との対し方に悩むことが多かったので、この本は読む必要がある!と思ったんです。現代ってみんなそうなのかもしれないけれど、お仕事内容が上司や周りの人には分かりにくいところがある。最近、わたしは自分の仕事内容を上司にも分かってもらうことを正直諦めていたところがあるのだけど、それだとコミュニケーションができなくて。それをやっぱり自分の問題だと思っていたので、この本を買いました。Amazon のレビューを見てみると、当たり前のようなことしか書いてない…とか書いてあってあまり評価は高くなかったけど、わたくしには必要な本だったと思います。わたしは常識外れの社員なところもありますが、やはり常識は守って会社でうまくやっていきたいと思うわけなんです。そういう意味で、常識を常識として教えてくれた本、という感じでしょうか。この本は人としてどう人と接するべきか、という考え方を教えてくれたような気がしています。有難うございました。

そんなわけで、最近影響を受けた本のご紹介でした。

ちゃお。