小島よしおについて

小島よしおについて

小島よしお、って、流行ってますよね。昨年は本当によく見ました、小島よしお。『そんなの関係ねぇ!』って、いい言葉だとは思うんですよね、わたし。何か、人間はしがらみに悩まされることがあるけれど、ネタとして『そんなの関係ねぇ!』と言ってしまえれば、ちょっと楽にな・・・るのかもしれないなぁ・・・などと、考察してみたりしています。あとは、あのリズムとメロディーも、軽快でよいと思います。

しかしながら、それでも、なんで小島よしおがこんなにはやっているのか、よく分からないところもありまして、昨日も、実家でテレビを見ていた時に、小島よしおが出ていて、うちの母親が「いやだわぁ~~~わたし、ダメ、こういうの」と言いました。小島よしおは流行っているけれど、わたしは母の言うことも分かる気がしました。というのも、あの海パン一枚の、見るもアラワになった男の人が、訳の分からない踊りとも言えない様な怪しい動きをするのを見て、確かにわたしもそんなにいい気持ちがするものではないなぁ・・・などと思うからなのです。母も、海パン一枚なのと動きが嫌だとは言っていませんでしたが、「気持ちがいいものじゃない」と言っていました。

小島よしおがなぜそんなにもてはやされているのか、それが分かるような分からないような、そんな感じなのですが、今日は、ああ・・・やっぱり、小島よしおって流行ってるんだなぁと思ったエピソードがありましたので、その話をして終わりたいと思います。

今日、新年初買い物に行った帰りのこと、わたしは千葉の外房線の、ボックス席に一番乗りでひとりで座りました。すると、そこに女子高生らしき3人がやって来まして。3人は、長い髪に、ミニスカート、黒いタイツとブーツに、ファーがついた長めの茶系色のコートを着て、少し濃いめの化粧をしておりました。わたしは、何気なく彼女達の明るい会話を聞きながら、ああ、若い子って感じだねぇ・・・ほのぼの・・・としていました。彼女達は、一通りの会話を終えた後、会話がつきたようで、それぞれ携帯をいじり始めまして。わたしは、その様子を横目で見ながら、わたしも携帯をチェックしたり、寝てみたりしていました。

すると、その静けさの中で3人のうちの一人が ため息をつくかのごとく

『うぃ~ぃ』

と小さな声で、何か、聞いたことのある音声を吐き出しました。

そうですよね・・・きっと、そうだと思うんです。小島よしお、だとわたしは思ったんです。何気なく、寝たふりをしながら、わたしは感心してしまいました。「ほほぅ~~最近の若者は、こんな風に小島よしおの言葉を使うのかぁぁあ。ふむふむ・・・。」と。

それから、その小島よしおのようなため息を皮切りに、また3人は話はじめ、わたしは段々眠くなり、ガタンゴトンと進む電車は、最寄駅に着き、わたしは「すいません~(通ります)」と言って、初売りで買ったものを持ち上げながら彼女達の間を通りまして電車を降りました。

特に何が面白いっていうわけでもないんですが、この女子高生の『うぃ~ぃ』というため息がわたしの頭に残りまして、今日はこうしてブログに投稿するに至りました。小島よしお、あの芸人は、わたしが思っていた以上に、日本人の心の中に入り込んでいる芸人なんだなと思った次第でございます。

以上、本日の投稿でした!