お食い初め奮闘記

お食い初め奮闘記

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「今日は一日お食い初めに全力を注いでね」という旦那さまの朝の一言から何かを感じ取ったわたし。その言葉通り、昨日は一日お食い初めというものに力を注いでおりました。お食い初め…前から知っていたし何かはやりたいなぁと思っていたけれど、いったい何をすればいいのか分からず、「お頭つきの鯛とほかの色々なお料理が食卓にのっていて、赤ちゃんが食べる真似をする」というイメージしかありませんでした。

お食い初めに全力を注ぐとは…どうやったらいいのだろうか。とりあえずまずはお食い初めとは何かから調べてみよう!と思いまして調べてみました。赤ちゃんは生後3ヶ月ごろになると歯が生えてくる子もいるらしく、はじめて母乳以外のものを口にすることをお祝いする行事としてお食い初めがあることが分かりました。わたしは離乳食は本とかで読んで、5ヶ月ごろからはじめると思っていたので、まずはその話にびっくり。え、もう離乳食を食べはじめる子もいるの??

今までお食い初めって、昔からやっている儀式的なものだと思っていたけれど、本当に食べ始める子もいるんだ?じゃ、離乳食って本当はいつごろから食べ始めるものなの?と思いまして、今度は「離乳食 いつから」などでウェブを検索して情報収集。そうすると、離乳食は最近はあまり早く始めると食物アレルギーなどの原因のひとつでもないかと言われていて、開始は5ヶ月ごろでやっぱりよさそう。

なるほどなるほどなるほどですね。昔はお食い初めって本当にはじめて母乳以外のものを食べることをお祝いしていたけれど、最近はお祝いのみになって、実際は5ヶ月ごろから母乳以外のものを食べさせることが多くなっているのですね。でもお食い初めという儀式は生後100日にやるものだから、やっぱり今日やってあげたほうがよさそうですね。

では、どんなものを作りませうか。

そしてまたウェブを検索です。「お食い初め」でGoogleの画像検索をしました。そうしますと、みんな豪勢なお食い初め料理を作っていらっしゃる。なんだか、だんだんこんな豪勢な料理が作れるか不安になってきました。そういうことか…「お食い初めに全力を注ぐ」っていうのは、こういうことをやるってことなんだね…どうしよう。。こんなきれいな料理が作れる自信がない。。うーん、もっと簡易なお食い初め料理を探してみよう…といって、画像検索結果をもっと表示しても、どこまでいってもみんなちゃんと作ってる。

うううーーん。なんだか難しいぞー。とりあえず、とにかくお店に行って鯛を確保しよう!前イオンでお昼すぎか夕方ごろに見たとき、お頭つきの鯛が1匹しか残ってなかったし、早くいかないとなくなるかも!

そう思って、13時半過ぎに近所のイオンへうちの子と出かけました。そうしますと、お頭つきの鯛が売り切れておりました。。な、なんと…もう売り切れちゃうもんなんだね。。ど、ど、ど、どうしよう。お頭つきの鯛なくてもいいかな?もしくは日を改めるとか?いや、ほかのお店を探してみてもいいけど、今日は雨なんす…。

だんだんテンションが下がり始めるわたし。うちの子のためにお祝いをしてあげたい気持ち半分、まだ何を作るかも決まっていないお食い初めメニューが本当にできるのか不安も半分。自信がなくなってきたため、ここで旦那さまにヘルプを求めました。「お頭つきの鯛がないよーどうしよー」という内容のメール。そうしますと、旦那さまのNiceな発案により、隣駅の魚屋さんまで行ってみることに。

うちの子を抱っこしたまま、雨の中、隣駅までお頭つきの鯛を買いにいきました。隣駅まで行った甲斐がありまして、ちょうどいい大きさのお頭つきの鯛をゲットすることができました♪

お頭つきの鯛をゲットすることができて、やっとテンションが上がり始めたわたし。うちの子もご機嫌が悪くなってきたし、よし、一回家に帰って授乳しよう!と思いまして、電車にのって家まで帰りました。そして、授乳しようと思って椅子に座って、うちの子を抱っこ紐から下して授乳しようとしたその瞬間…うちの子のお尻付近に何か黄色いものが漏れていることに気付きました!!

やっやばい!!そうだ!!オムツ替えるの忘れてた!!

そしてうちの子を抱えてオムツ替えしようとしましたら、両足のオムツの脇から黄色いものがかなり漏れていることに気付き、内側の肌着のみならず、外側の洋服まで浸み込んでおり…ふと抱っこ紐に目をやってみたら、抱っこ紐まで!!

なんてこったーい!!

それから抱っこ紐を洗いつつ…若干のパニック状態。うんちって落ちにくいし、まだお食い初めのメニュー決まってないしどうしよう(>_<) わたしは、うんちのついた抱っこ紐やお洋服などを洗うのはそこそこに、お食い初めのメニューを考えることを優先させることにしました。ふと、ランチマットを下に引いてみてはどうか?というアイディアが思いつき、お食い初めのメニューを考えるためにまずはランチマットの上にお皿などを載せてみてイメージを膨らませてみることにしました。そうしますと、ウェブでみたような黒と赤の食器で豪華なお食い初めはできないまでも、それなりに可愛い感じでナチュラルな雰囲気のお食い初めができるような気がしてきました。 よし、イメージも沸いてきたところで、もう一回イオンに行ってみよう! とやっと元気が出てきまして、イオンに向かいました。いつも使っているエルゴの抱っこ紐はまだ洗い中なので、簡易なタンガのほうで。そして、やっとテンションがあがってきて、色々食材を買ってできたお料理が、冒頭の写真のお料理でございます。 鯛は旦那さまに焼いてもらったんですけども。そして、黄色いしみがついたお洋服も旦那さまに洗ってもらったんですけども。なんて素敵な旦那さま♡ お料理中は、うちの子が機嫌が悪くなったりして中断したりしたけど、なんとかできてよかった。そのあとの写真撮影も、またうちの子が機嫌が悪くなっちゃったりしたけど、なんとかいい写真がとれてよかった。 うちの子が大きくなったときに、「お母さん自分のことばっかりで、わたしのお食い初めのお祝いしてくれなかったんだね…悲しいな」って思ってしまわずに、「お母さん、わたしのためにこんなに頑張ってくれたんだね、嬉しいな」って思ってもらえるようがんばったよ♡ お母ちゃんの気持ち、伝わったかな? 旦那さまのイメージにも近いものができたかな? もう少し前から用意しておけば、こんなにバタバタしなかったかなと思い、人生初のお食い初めがうまくいったのか少々不安はありますが、今日は妻であり母であるわたしの、お食い初め奮闘記をブログにしたためてみました。ではでは。